三百名山

三百名山1座目:六甲山~岩塊の庭園~(15.04.26)

SNSの集い第11弾。
待ちに待った2015年春。
新たなる相棒・WRXと過ごす初めての長期休暇!\(^o^)/
九州まで爆走して残りの百名山全てを狩ってやる!

しかし一気に走り切ってしまうのも勿体ないので
道中の関西方面を抜ける際にSNSメンバーとの登山を企画。
初めてとなる三百名山となる六甲山を一緒に登ることにした。

六甲山は兵庫県神戸市を西から東にかけて縦断する山塊。
市街地から近く海もよく見え登山道も縦横無尽に走っていることから
訪れる人は多く関東で言う高尾山のような存在。

実は山頂までは道路が開通し車でも到達できるのだが
そんなのは登山者のプライドが許さねぇ( ゚д゚)←
あえて逆張りして思いっきり麓から登るルートを計画。
まずは遠征一発目の足慣らしと行こう。



1年前と同じく長期休暇恒例の『旅に出ます』Tシャツで記念撮影してから出発。
まずはフラフラと道中のダムを巡りつつ関西地方までのドライブを楽しむ。

2日かけて集合場所となる芦屋駅付近に到着し
WRX乗りの食事作法で朝飯をいただく。
このリヤウイングには
空力で車体を抑えつける効果と
空腹を食事で抑えつける効果があるんですよ?(゚∀゚)←

駅付近でメンバー2人と合流。
再会と初めましての雑談をかましつつロードを歩き登山口である滝の茶屋へ。
スタート地点である駅の標高は海抜数10m。
ここから山頂までキッチリ900m近く標高を稼いでいくのだ。

入り口の裏にある高座の滝で軽く涼んでから9:00頃登山開始。

今回同行するお二方。
伊吹山以来の再会となるジュンと新メンバーのイノッチ。
彼はSNS通じて登山仲間との交流を深めたいという初心者さん。
よし、今日の登山で俺が変態への道を示してあげよう(゚∀゚)←

今回地元民であるジュンがおすすめのコースを全部決めてくれたので
思考停止でついていくだけのお手軽登山(´ω`*)
・・・お陰様でどのルート歩いたか全然覚えてなくて
ブログ書くための記憶掘り起こすの大変だったけどな!←



登り始めてすぐに登山道は岩のフィールドに。
ロックガーデンというエリアだそうでその名が示す通り花崗岩の岩肌を
アスレチック感覚で登っていく楽しいルートだ。

空を彩る幾何学模様を通り抜け岩場を進み続ける。

振り返るとステゴサウルスの背中みたいな岩場が続く。
カルスト地形を彷彿とさせる見たことない登山道(゜-゜)

そして早くも背後には神戸の街並みと大阪湾の眺望!
山から町と海が同時に見えるってのもこれまた新鮮。
ナイトハイクしたら夜景が凄そうだな(´∀`)



10:00頃にロックガーデンの頂点、風吹岩に到着!
447mってことは早くも標高半分稼いっだってとこかな。

送電線の先に頂らしきものが見える。
結構遠い・・・( ´Д`)
距離はまだまだありそうだ。

雨ヶ峠の案内板を見ながらジュンがしっかりガイディング。
地図すら用意していないワタクシには
どこを歩いているかさっぱりわかりません( ꒪﹃ ꒪)←

とりあえず次は東お多福山に向かうらしいよ。
ロックガーデンからがらりと山容が変わり
田舎の林道のようなおだやかな登山道となる( ˘ω˘ )
標高はさっき稼いだんでここからは一気に距離を稼ぐ。

春の陽気を通り越し夏のような熱さになる六甲山( ´Д`)
こんな気温にも関わらず涼しい顔で登り続け水も食料も一切口にしないイノッチ。
大丈夫?って本人に聞いても喉乾いていないとのこと。
なんというプリウスのような低燃費体質・・・
これは鍛えれば大物登山者になりそうだ(゜o゜)

山頂付近は広大な草原に。本当に多彩な山だなぁ。
関西民はこの山で遊びつくせるだろう。
やはり地元民のガイディングは心強い(´ω`*)



11:00頃に東お多福山登頂!

あの電波塔が六甲山頂のようだ。
もうひと頑張り!(。-`ω-)σ

東お多福山を下り土樋割(とびわり)峠にて林道と合流。
工事中のブリッジを渡り再び尾根を登り返して・・・

12:20に六甲山最高峰へ登頂!
駅から歩いてガッツリ4時間。標高差900mを登り切った。
車で来れる頂にこれだけ時間をかけたことで様々な景色と出会えた。
結果より過程に誇りを感じるのが我々登山者さ(。-`ω-)b



山頂からは青空と神戸の市街地を一望。

西方面には連なる六甲の尾根が続く。
春霞が乗ってて遠望効かないのがちょっと残念!

そして周囲に咲き誇る満開の桜が我々の登頂を祝福してくれた(´ω`*)b

お楽しみの山飯タイム。
各自のザックから肉やら野菜やら焼きそばやらどんどん食材が・・・
打合せ不足で全員ご丁寧に3人分食材を用意してるという事態に。
肉だけでも焼かないと腐るぞ!( ゚Д゚)
と、全員必死に胃に詰め込んだ楽しくも苦しい思い出が残ったw



1時間半ほど山頂滞在し14:00に山頂を後に。
下山路は東お多福を巻いて本庄橋跡の砂防ダムルートを通る。

道中で沢と合流。
手足を冷やせる清流がキモチイイ!(゚∀゚)

あとは雨ヶ峠、風吹山を通りロックガーデンへ。
山から見えている市街地に向かって一気に下山した。

16:00に下山&アイスフィニッシュ。
火照った体をクールダウンして登山終了(*´ω`*)
皆のお陰で充実した一日になった。
最後は車で来たイノッチを見送りに駐車場まで行ったところ・・・

プリウス・・・だと?( ゚Д゚)
そうか、彼の体は相棒のエンジンと一体化していたのか←
まぁ俺の体とWRXも燃費悪いし乗る車と体質は似る説あるってことで。
また関西方面に来た時は一緒に登ろうと約束し解散した(´∀`)ノ

距離、標高もちょうどよかったし前哨戦として申し分ない登山。
自分で最短ルートとか選んでいたら記憶に残らなかったかもなw
改めてベストなルートを教えてくれたジュンに感謝だ(-人-)
暖かい想い出を胸に次なる景色を求め、更に西へと旅を続けたのだった。



ルートレビュー

難易度:D
ロックガーデンに若干のクライミング要素があるものの
整備は行き届いているため普通に登れます。

体力度:D
標高931m 標高差902m 平均斜度6.5°
登り4:17(8km) 下り3:10(7.3km)
あえて下から歩いても普通の登山1本分程度の距離。
自由に短縮できるため体力に合った登山が楽しめます。

展望:B
風吹岩付近から景色が良くなり
背後には神戸の街並みと大阪湾の眺望が広がり続けます。

総評:C
多数ある登山道により方向、長短共に
どのようなルートも取れる半面山頂には車で行くことも可能。
誰でも気軽にアウトドアフィールドを楽しめる非常に間口の広い山。
まさに関西の高尾山。

締めの一言
この山が近くにある関西民は幸せ!(´ω`*)

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  1. […] 六甲山下山後は一心不乱に九州を目指す。 せめて関門海峡は越える!と意気込んだけれど 登山の疲労が祟り手前の山口で力尽き就寝_(´ω`」 ∠)_ 起床後も無心で走り続け次の目的地となる 韓国岳(からくにだけ)が見えてきたのは昼過ぎだった(‘A`) […]

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